SUGOボイスルームにおけるハラスメントへの理解
SUGOのハラスメントポリシー（2025年12月改訂）では、セクシャルハラスメント、オンライン暴力（暴言、中傷、晒し行為、いじめ）、ヘイトスピーチ、およびストーキングを禁止しています。ペナルティは、違反の深刻度や頻度に応じて、警告から永久追放まで多岐にわたります。
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ハラスメントに該当する行為
セクシャルハラスメント: 望まないアプローチ、露骨なコメント、性的情報の要求
オンライン暴力: 特定の個人を標的にした罵倒、虚偽情報の拡散、同意のない個人情報の共有、組織的ないじめ
ヘイトスピーチ: 保護されるべき属性（人種、宗教、性別など）に基づいたユーザーへの攻撃
ストーキング: 複数のセッションやルームにわたる、執拗で望まない接触
年齢確認は厳格に行われており、全ユーザーは18歳以上である必要があります。年齢の偽称は即時のアカウント停止対象となります。また、性的暴行、身体的虐待、ネグレクト、人身売買に関する有罪判決を受けた者は、即座に処罰されます。
通報可能な行動の種類
- 言語的ハラスメント: 音声による脅迫、性的発言、差別的な暴言、執拗な侮辱
- テキストによる嫌がらせ: 攻撃的なメッセージ、晒し行為の試み、テキストチャットでの組織的な嫌がらせ
- 標的型の嫌がらせ: ルームを越えてユーザーを追い回す行為、嫌がらせ目的のアカウント作成、集団での嫌がらせの扇動
意見の相違とハラスメントの違い
不快なやり取りのすべてがハラスメントにあたるわけではありません。一度限りの無礼な態度や議論は、通常、通報の基準を満たしません。
主な違い：
- 頻度: 一時的な衝突か、繰り返される標的化か
- 意図: 意見の表明か、故意に苦痛を与えることか
- 深刻度: 些細な不快感か、脅迫・性的内容・ヘイトスピーチか
- パワーバランス: ホストによるツールの悪用か、対等なユーザー間の相違か
他者への嫌がらせや紛争解決のために行われる「悪意のある通報」は、通報者自身が罰せられる対象となります。
なぜ匿名通報が重要なのか
匿名通報制度は、被害者が助けを求める際の最大の障壁である「報復への恐怖」を解消するために存在します。
報復からの保護
匿名性が確保されていない場合、通報されたユーザーが以下のような行動に出る恐れがあります：
- 通報者に対して嫌がらせキャンペーンを行う
- 通報者に関する虚偽の情報を流布する
- ルームを越えて通報者を付け回す
- 他者を抱き込んで通報者を攻撃する
SUGOのシステムは、通報されたユーザーが誰に通報されたかを特定できないように設計されており、調査中および調査後も保護が維持されます。
匿名性の仕組み
システム上、通報者の身元はケース情報から切り離されています。モデレーター（管理者）には違反の詳細、証拠、通報されたユーザーの情報が届きますが、通報者のユーザー名、プロフィール、アカウント詳細は開示されません。
これにより：
- 通報されたユーザーは、誰が通報したかを知ることはありません
- 調査に関する連絡で通報者の身元が明かされることはありません
- 複数の通報があった場合でも、それぞれが匿名に保たれます
- あなたの通報履歴は非公開のままです
よくある不安への回答
「私だとバレてしまうのでは？」: モデレーターは、通報の件数や時期を公開しません。たとえルームに二人きりだったとしても、通報されたユーザーに特定情報は一切渡されません。
「通報すると自分のアカウントに悪影響があるのでは？」: 正当な通報があなたのアカウントに悪影響を与えることはありません。ペナルティの対象となるのは悪意のある虚偽通報のみです。
「通報しても何も変わらないのでは？」: SUGOは段階的な懲戒制度を採用しています。軽微な初犯には警告を、重大な違反には即時の利用停止や追放処分を下します。
「完璧な証拠が必要なのでは？」: 証拠があるに越したことはありませんが、SUGOはすべての通報を調査します。モデレーターはプラットフォームのログ、音声記録、ユーザー履歴にアクセスして事実確認を行います。
通報の手順
通報機能の使い方
方法は2つあります：
- プロフィールから直接: 相手のプロフィール画像またはユーザー名をタップ → 「ブロック/通報」を選択
- 「マイページ」タブから: 「マイページ」 → 「ユーザーを通報」 → ユーザー名またはユーザーIDを入力
嫌がらせが現在進行形の場合はプロフィールから、過去のセッションについて報告する場合はマイページから行うのが最適です。
カテゴリの選択
- セクシャルハラスメント
- オンライン暴力（暴言、中傷、晒し行為、いじめ）
- ヘイトスピーチ
- ストーキング
- 未成年ユーザー
- その他の違反（ボット、VPN、エミュレータ、ハック行為）
複数の違反がある場合は、最も深刻なカテゴリを選択してください。セクシャルハラスメントとヘイトスピーチは優先的に審査されます。
効果的な説明文の書き方
以下の内容を含めてください：
- 具体的な発言: 要約ではなく、言われた言葉をそのまま記載
- 発生時間: ハラスメントがいつ起こったか
- パターンの情報: 継続的なものか、初めての出来事か
- 影響の詳細: その行為がどのようにポリシーに違反しているか
例：「午後8:15から8:30の間、ユーザーが私の声に対して繰り返し性的なコメントをしました。プライベートな写真の要求や、露骨な行為の描写も含まれます。止めるように伝えたにもかかわらず、今回で3回目のセッションになります。」
「嫌なことをされた」といった曖昧な表現は避けてください。
証拠の提出
有効な証拠：
- タイムスタンプ: 違反が発生した正確な時刻（SUGOはモデレーションのために音声を記録しています）
- スクリーンショット: テキストチャットでの嫌がらせ、ユーザープロフィール、ルーム情報
- パターンの記録: 過去の事案の日時
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送信の確認
送信後、固有の通報IDを含む確認画面が表示されます。状況を確認するために必要となるため、控えておいてください。
対応時間の目安：
- 高優先度（セクハラ、脅迫、児童安全関連）: 24時間以内
- 通常優先度: 48〜72時間
証拠の収集
モデレーターが必要とする情報
- 明確なポリシー違反: 禁止行為の直接的な例
- パターンの立証: 体系的な嫌がらせであることを示す複数の事例
- 文脈: 嫌がらせが一方的、あるいは執拗であったことを証明する前後の状況
- ユーザーの特定: 正確なユーザー名、ユーザーID、プロフィール情報
タイムスタンプの記録
ベストプラクティス：
- ハラスメントが発生したらすぐに時刻をメモする
- 継続時間を記録する（「午後8時ごろ」ではなく「午後8:15〜8:23」）
- タイムゾーンを含める
- 複数の事案がある場合は個別に記録する
形式例：ルーム名：[名称]、日付：[日付]、ユーザー：[ユーザー名]、時刻：[タイムスタンプ]、違反内容：[詳細]
パターンの記録
セッションをまたぐ執拗な嫌がらせの場合：
- セッション日: 各日付をリストアップ
- ルーム名: どのルームで起こったか特定
- エスカレーションの記録: 嫌がらせが激化した経緯
- 過去の対応: ブロック、ミュート、または拒絶の意思表示をしたかどうか
プライバシーへの配慮
- 証拠を公の場で共有しない
- 証拠は関連する部分のみに限定する
- 他のユーザーの情報を保護する
- 証拠は通報目的のみに使用する
通報状況の追跡
通報履歴の確認方法
「マイページ」タブ → 「安全とプライバシー」または「通報履歴」からアクセスできます。
提出したすべての通報について、通報ID、提出日、対象ユーザー、違反カテゴリ、現在のステータスを確認できます。
ステータスの意味
保留中 (Pending): 受理され、順番待ちの状態です。高優先度のものは数時間以内に処理されます。通常は24〜48時間かかります。
審査中 (Under Review): モデレーターが割り当てられ、調査を行っています。通常2〜5日かかります。
解決済み (Resolved): 調査が完了しました。処置が取られたか、あるいは処置不要と判断されました。
ステータス更新の意味
保留中 → 審査中 (6〜48時間): 通報が基準を満たし、担当者が割り当てられました。
審査中 → 解決済み (2〜7日): 調査が終了しました。解決の詳細を確認してください。
処置完了で解決: ユーザーにペナルティ（警告から永久追放まで）が科されました。
違反なしで解決: 行為がポリシーに違反していない、または証拠不十分と判断されました。
調査プロセス
モデレーターによる審査手順
- 初期評価：情報が十分であるか確認
- 証拠審査：提出された証拠とプラットフォームのログを照合
- 文脈分析：前後の会話の流れを確認
- 履歴チェック：対象ユーザーの過去の違反歴を確認
- ポリシー適用：違反内容と深刻度を特定
- 処分の決定：適切なペナルティを適用
モデレーターは、音声記録、テキストログ、ユーザー間のやり取りパターン、および過去のモデレーション履歴にアクセスします。
調査のタイムライン
- 重大な違反（セクハラ、脅迫、児童安全）: 24時間以内に初期審査、2〜3日で解決
- 深刻な違反（ヘイトスピーチ、ストーキング）: 48時間以内に初期審査、3〜5日で解決
- 標準的な違反: 72時間以内に初期審査、5〜7日で解決
通報されたユーザーはどうなるか
調査中、通報されたユーザーは通常通りSUGOを利用できます。極端なケースを除き、調査中にアカウントが一時停止されることはありません。
また、通報されたユーザーに「調査中であること」が通知されることもありません。
結果に影響を与える要因
違反の深刻度: セクハラ、ヘイトスピーチ、脅迫はより厳しい罰則の対象となります。
ユーザーの履歴: 初犯には警告が、再犯にはより重い処分が下されます。
証拠の質: タイムスタンプ付きの明確な証拠は、確実な結果につながります。
パターンか単発か: 体系的な嫌がらせは、より厳格に処罰されます。
悪意の有無: 単なる不注意か、故意の加害行為かを判断します。
考えられる結果
段階的な懲戒
警告: 軽度の初犯。マイページに正式な警告が届きます。
キック: 特定のルームから追放されます。ルームホストは即座に実行可能です。
一時的な利用停止: 24時間から30日間。ボイスルーム、メッセージ、コミュニティ機能へのアクセスが禁止されます。
永久追放: 最も重いペナルティです。極めて悪質な違反、繰り返される違反、または停止期間中の違反に対して適用されます。追放されたユーザーはすべてのアクセス権を失い、新しいアカウントを作成することもできません。
一時停止と永久追放の違い
一時停止は、行動の改善を促すためのものです。反省し、復帰する機会を与えます。
永久追放は、継続的な有害行為や重大な違反からコミュニティを守るためのものです。性的暴行、身体的虐待、ネグレクト、人身売買の判決を受けた場合は、即座に永久追放となります。
違反なしと判断された場合
「違反なし」という結果は、あなたの通報が無効だったことを意味するわけではありません。以下の理由が考えられます：
- 証拠が不十分だった
- 不適切な行為ではあるが、ポリシーの基準には達していなかった
- 文脈から誤解である可能性が示唆された
- プラットフォームのログで事象を明確に確認できなかった
嫌がらせが続く場合は：
- 今後の事案をより詳細に記録する
- 新しい事案が発生するたびに個別に通報する
- 即座に身を守るツール（ブロック）を使用する
- ハラスメントの定義を再確認し、内容を合わせる
異議申し立て
結果に対して30日間の異議申し立て期間があります。contact@sugochat.com まで以下の情報を添えてメールしてください：
- 元の通報ID
- デバイス情報とプラットフォームのログ
- 追加の証拠
- 判定が誤りであると考える具体的な理由
その他の安全ツール
ブロックとミュート
ブロック: ブロックされたユーザーは、あなたのステータスやルームへの入室状況を確認できず、DM送信、あなたがホストするルームへの参加、プロフィールの閲覧もできなくなります。深刻な嫌がらせに有効です。
ミュート: 完全にブロックすることなく、一時的に相手の声を消します。些細な不快感への対応に適しています。
安全にルームを退出する
- サイレント退出: 挨拶せずに退出ボタンをタップします。
- ルームの切り替え: すぐに別のルームに参加します。
- オフラインモード: 退出後、ステータスをオフラインまたは非表示に設定します。
プライバシー設定
- プロフィールの公開範囲：友達のみに制限
- ルーム参加権限：招待のみ、または友達のみ
- ダイレクトメッセージ設定：友達のみに制限、または無効化
- アクティビティステータス：友達以外にオンライン状況を隠す
ルームホスト用コントロール
- 不適切な言葉の自動ブロック（50人以上のルーム）
- 18歳以上の認証済みモデレーターの配置
- クイックキック機能
- 明確なルームルールの設定
- ホワイトリストモード（発言に承認が必要な設定）
通報時によくある間違い
曖昧な説明
「不適切なことをされた」だけでは情報不足です。具体的な引用、正確なタイムスタンプ、どのポリシーに違反しているか、前後の状況などの詳細を記載してください。
証拠不足
よくある不備：
- 音声ハラスメントのタイムスタンプがない
- 文脈のないスクリーンショット
- 裏付けのない「言った言わない」の主張
- 記録のない「いつもやっている」という主張
通報機能の誤用
ペナルティの対象となる誤用：
- 単に意見が合わないユーザーを通報する
- 報復として通報する
- 集団で結託して通報する
- 些細な不快感を通報する
放置してしまうこと
保留状態が72時間を超える場合（重大な違反の場合は24時間）、通知設定を確認するか、通報IDを添えて contact@sugochat.com までお問い合わせください。
エキスパートからのアドバイス
ベストプラクティス
ハラスメントログを作成する: 問題のあるユーザー、日付、違反内容の要約を記録しておきます。
すぐに通報する: 記憶が鮮明なうちに提出してください。
正しいカテゴリを使用する: 適切な部署で処理されるようになります。
通報してからブロックする: まず通報を行い、その後にブロックしてください。
通報を宣言しない: 相手に知らせず、静かに通報してください。
証拠収集中に安全を確保する方法
制限時間を設ける: 証拠のために嫌がらせを耐え続けないでください。
戦略的にミュートする: タイムスタンプを記録している間、相手をミュートして精神的負担を減らします。
信頼できる友人を頼る: 事実の裏付けを依頼します。
自分の健康を優先する: 証拠収集が苦痛になったら、すぐにその場を離れてください。
相手にしない: 言い返すよりも、静かに記録する方が効果的です。
すぐに通報すべきケース
- セクシャルハラスメント / 露骨な内容
- 暴力的な脅迫
- ヘイトスピーチ
- 未成年の疑いがあるユーザー
- 児童安全に関わる内容 / グルーミング行為
継続的に記録すべきケース
- 執拗で軽度な無礼
- ストーキング（パターンの証拠が必要）
- 複数アカウントによる組織的な嫌がらせ
- 現時点ではポリシー違反ではないが、エスカレートしている行動
サポートネットワークの構築
- 安全なルームやホストを見つける
- 事実確認を助け合える友人グループを作る
- 安全意識の高いユーザーとつながる
- ポジティブなコミュニティに参加する
よくある質問 (FAQ)
通報は本当に匿名ですか？
はい。通報されたユーザーに、誰が通報したかの情報が伝わることはありません。匿名性は調査中も解決後も維持されます。
審査にはどのくらい時間がかかりますか？
重大な違反は24時間以内に初期審査、2〜3日で解決します。標準的な違反は72時間以内に初期審査、5〜7日で解決します。
通報されたユーザーはどうなりますか？
段階的な処分が行われます：警告 → キック → 一時停止（24時間〜30日間） → 永久追放。深刻度は違反の種類と過去の履歴によって決まります。
却下された場合に再審査を請求できますか？
はい。30日以内であれば異議申し立てが可能です。通報ID、追加の証拠、説明を添えて contact@sugochat.com までご連絡ください。
どのようなハラスメントが通報対象ですか？
セクシャルハラスメント、オンライン暴力（暴言、中傷、晒し、いじめ）、ヘイトスピーチ、ストーキング、未成年の疑い、ボット、VPNの悪用、エミュレータ、ハック行為などが対象です。
証拠は必須ですか？
必須ではありませんが、証拠があることで調査がスムーズに進み、確実な結果につながります。モデレーターはログを確認できますが、ユーザーからの証拠は事象の特定や文脈の理解に役立ちます。
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